コレステロールエステル比
◆コレステロールエステル比測定の臨床意義
総コレステロールに対するエステル型コレステロールの百分比(コレステロールエステル比)はおどろく程一定です。すなわちコレステロールエステルそのものを観察するより、,コレステロールエステル比を測定するほうが疾患時の微少な変化を確実にとらえることができます。また、肝実質障害の指標として利用することができます。
かつて重篤な肝障害に起こる急速な減少をEstersturtsと称し、肝悪化の徴として肝硬変症や肝炎など、肝実質障害時にエステル比は大きく低下します。
◆異常値を示す疾患
減少する疾患 :
LCAT欠損症など、ネフロ-ゼ症候群、肝硬変症、急性肝炎、閉塞性黄疸、慢性炎症性疾患、慢性肝炎
◆関連項目
総コレステロール、遊離型コレステロール、エステル型コレステロール