レシチン・スフィンゴミエリン比(L/S比)
◆レシチン・スフィンゴミエリン比(L/S比)測定の臨床意義
新生児、特に未熟児において重要な疾患の一つである特発性呼吸窮迫症候群(IRDS)の死亡率は治療の進歩に伴い次第に減少してきていますが、なお未熟児死亡第一位を占めている状態です。
IRDSの原因は肺表面活性物質の欠乏が主であると考えられており、その主成分はリン脂質。中でもレシチンであることが知られています。
羊水中に胎児の肺表面活性物質(胎児肺)が分泌されることが明らかとなったことでにより、羊水中の表面活性物質を分析し胎児肺成熟度を判定することが可能となりました。IRDSの発症予知、早期診断をする指標として意義を持つとされています。
検査方法: イアトロスキャン法
◆異常値を示す疾患
低値疾患 :特発性呼吸窮迫症候群(IRDS)